20代ですが、痔の手術・入院を決意しました。
お恥ずかしながら、長い間痔持ちの人間でした。
そしていよいよ、痔核の手術・入院を決意したわけです。
あまり人前で言えた話でないですが、個人的には悩み深いところだったので
今後誰かの参考になるべく記録を残しておきたいと思います。
とりあえず言っておきたいのは、痔は恥ずかしくなく、立派な病気です。はやく病院に行って欲しい。
意外と多い痔持ち女性
痔って結構お年を召した人がなるもの、男性のほうがなりやすいというイメージがありますが、実はそんなこともありません。
現に、私は20代前半、女。
この歳ですでに痔持ち歴は5〜6年あったと思います。もともと便秘や下痢を繰り返しやすい体質だったので、気づいたらこの有様……みたいな感じです。
イメージ上、やはり表立ってはなかなか言えませんが、悩んでいる女性って結構いらっしゃるんじゃないかなって思っています。実際、痔の大きな要因である便秘で悩んでいる女性って多いですもん。
加えて、女性は出産という山場があります。出産時にお尻に圧力がかかって痔ができてしまったり、悪化してしまったりするケースも多いようです。
最近では女性が受診しやすいように女性外来専用のクリニックもあるので、恥ずかしさを感じずに治療することができるようになっていますよ。実際に私も行きました!
完全予約制。痔の治療病院の権威である松島病院のグループです。
人気のため早めの予約が必須となります。院長先生は穏やかで、端的に病状を教えてくれます。
こちらも女性専用。予約制ではないですが、平日でも混み合っている印象でした。
手術を受けるまでの病状
もう5〜6年くらい前からお尻に違和感を感じていたのですが、ひどい痛みや出血があったわけではありませんでした。この頃にちゃんと対処しておけばよかったんですが……いかんせん年頃の女の子。認めたくもなかったですから……。
しかし、2年前くらいに病状悪化。血は出るは、椅子に座るのすら辛いし。
そこで初めてちゃんと痔の専門病院に行ったのですが、そこで衝撃の
「入院手術ですね。」のひと言。
いや、正確には「とりあえず痛みは薬でしのげますけど、根本的に痔をなくすにはもう手術しかありませんね。」ということです。
それでも手術って重症な病気になったときに施すイメージだったのでしばらくは受け止められず、セカンドオピニオン、サードオピニオンと何度か繰り返しましたが結果はすべて同じ。
もちろん症状の程度によりますが、やっぱり数年ほったらかしていた場合は手術になるケースが多いんだと思います。(ちなみに、痔の種類はいぼ痔で、重症度でいうとレベルⅣ中のⅢでした。)
痔の手術を受けるに至る経緯
そんなわけで手術宣告をされるのですが、痔の入院手術の場合、だいたい10日間入院なんですよね。
たった10日間、されど10日間。なんだかんだ時間が確保できなくて(というかするのがもったいなくて)さきにさきにと延ばしていまい経った月日は2年間。
病状はそこまで悪化していたわけではなくむしろ落ち着いてはいたのですが、今度いつあのジリジリとした痛みが襲ってくるかわからないし、あれこれ考えてモヤモヤしている嫌な気持ちとおさらばしたい。
これから社会人になることも鑑みて、大学生最後の貴重な春休みの10日間を入院手術に捧げることを決めました(もったいない!!!!のは分かっている)。
未来おだやかに過ごせるよう、今の楽しみを少し我慢することに決めました^^