痔の入院手術(7日目〜水はたくさん飲もう〜)
入院日から一週間が経ちました。
入院生活には慣れてきますが、この時点でもまだトイレ時はドキドキ。まだ座浴トレイを使用したままの排便が続いていて、「そろそろナシでできるようにならないと……」という焦りが出てきてしまいます。
別に「何日までには座浴トレイなしで排便できなきゃいけないよ!」みたいなものはありません。でも、家に帰ったらトイレで座浴トレイを使うわけにはいかないので。
ここに座浴トレイの使い方が書いてあるように、ほどよい温かさのお湯がないとトイレで使えないのです。頑張ってやるとしたら、トイレとお風呂の往復とか?(難しい!)
と、いろんな焦燥感を抱えてからか、7日目ではちょっとした事件が起きました。
「トイレでの力み」案件
入院してからの自分の排便リズムは、だいたい朝食後すぐとお昼ごはん後でした。とくに最初の排便は急務(?)で、下手したら朝ごはん食べてる最中に便意が訪れるんですね……。
人によって排便のリズムは異なりますが、他の同室患者さんも朝食後にトイレ行くことが多かったので「トイレの時間が被らないように!!」という焦りがありました。だから、まだ便意が完全に来ていないのにトイレに駆け込んでしまったのです。
いざトイレに行くとそこでも「トイレから3分以内に出なきゃ!」という焦りで、いつもより強くふんばってしまいます。固さもある。イタい。
原因のひとつは水不足だった。
このように、緊張や焦りによって排便コントロールに支障をきたすということもあります。でも焦ってもしょうがないところがあるので、気長にゆっくり。他人が関わるところでも、お互いに思いやりをもって臨機応変に対応しましょう。
ちなみに、お医者さんに「便が硬かったです、どうしよう。」と相談したら、水をしっかり飲んでくださいとのこと。
手術後は1日1L以上飲むというのが規定にあって、それはしっかり守っていたのですが。なんでも薬服用時の水は省いた1Lだそうで。え、知らんかった。
ということで、水は1日1.5L〜2L飲むくらいの気持ちがいいと思います。水を買うときはお値段的にも2Lペットボトルを常備しておいたほうがお得です♪
個人的痛み度
★★★★★★★☆☆☆
排便時に力んでしまうと、あとが怖いです。便秘になるのが怖いからといって、無理に出そうとはしないでください。便意が来ないときは、少し体を動かしたり、お腹を優しくマッサージしたりと工夫してみましょう!
痔の入院手術(6日目〜不安の再来〜)
入院6日目、手術後4日目になりました。
入院生活にはすっかり順応しまして、21時就寝6時起きの生活リズムも掴めてきました。ただ、未だ夜はぐっすり寝られません。どうにか痛みを和らげようと戦略を立ててる(?)夢か、全然親しみのない中学時代の登場人物が出て来る変な夢をよく見ます。一体どんな意味があるんでしょうかね?
すみません、話が逸れました。今日のトピックは以下の通りです。
相変わらずお風呂最高。
またお風呂トークか……と思いましたね。もう何度でも話したいくらい、お風呂ってかけがえのない大切な愛おしい存在なんです。
そんなお風呂は入院患者からたいそう人気なので、タイミングが被ると待機をしなければならないんですね。治療後の私たちにとって、立って待つことはもちろん座って待つことは拷問に近いんですよ。痛い。もうドーナツクッションがないと生きていけない。
ところが、そんな私たちの問題を汲み取った病院は素晴らしい兵器を用意してくれています。さすが。
それは今までどこにも見たことがなかった、いい具合に隙間の空いたイス。お尻はイスに一切触れず、かといってお尻から床にするっと落ちるなんてこともない。
なんて画期的なの!持ち帰りたい!!
※お風呂は基本毎日入れます(日曜以外)。
採血&手術の説明
退院の時期は痛みの度合い、傷の治り具合などを総合して決めるそうですが、入院中におこなう採血での結果も大事な指標となるそうです。採血をするため、これまでの入院期間中の最長距離(3階から1階程度)歩きましたが、こたえる。
今までそんなに痛みを感じなかったのは動いてなかったからなんだな〜〜。
採血後は手術の執刀医の方からどんな手術をおこなったのか、手術はうまくいったのかなどの説明を聞きます。概ね大丈夫そうだったのでひと安心。
長時間の作業はやっぱりNG!
入院していると基本、ごはん食べる・寝る・映画やドラマを見る・トイレに行くくらいしか行動しません。つまり、暇です。
昨日調子がよかったため、調子にのってベッドの上で1時間ほど座って家から持ってきたワークブックの作業をしていました。
しかし、これがいけなかった。しばらくしたらキリキリとした痛みが走りだしました……。
入院中はとくに、30分以上の長時間に渡ってお尻を圧迫したり力んだりする姿勢になるのはNG!傷の治りに悪影響を及ぼします><
今日の痛み度
★★★★★★☆☆☆☆
長い時間座っていると、痛みがうずきます。ちょいちょい姿勢を変えて過ごしましょう!
痔の入院手術(5日目〜お風呂大好き〜)
この日は大変ハッピー☆入院といってもこれくらい楽しむ心持ちが大事です。
なぜかというと、いい意味での変化がありました。
入院5日目(手術後3日目)のトピックスはこちら。
入院後初お風呂
待ちに待ったお風呂です!!(4日ぶり)
衛生的にきれいにするだけでなく、お尻の治療のためにも入浴は重要です。入浴によって血液の流れを良くし、術後の腫れを防いでくれる効果が期待できます。
私の入院していた病院ではお風呂スペースが独立した状態で設置してありました。その中に13、4くらいの個室風呂があります。お風呂の当番の方がいて、すさまじいスピードでお風呂場をキレイにし、患者をさばいていく……ここでプロフェッショナルというものを感じました。
病院のお風呂システムがどういったものか簡単に説明するとこんな感じ!
・AM8:30〜AM11:30までの利用
当方朝風呂派ではなかったので最初は戸惑いましたがすぐに慣れました。基本的には、病室にお医者さんが来て簡単な診察(回診)が終わった後、お風呂に向かいます。大体9時半〜10時くらいがピークだったかなあ。。11時くらいにいくと案外すんなり入れました。
・浴槽&洗い場&トイレ付き!
家のお風呂の倍くらい大きかったです。お風呂場の中にトイレがあるのは我々としては大変ありがたかったですね……。浴場トイレは結局一度も使いませんでしたが、安心感が違います。
・お風呂はぶくぶく泡風呂
温泉でよくあるじゃないですか、下からぶくぶく泡がでてきて「きもちー」みたいなやつ。全ての浴槽にそれがついてるんですよ、すごくないですか!?
もちろんそれはお尻の治療のため。振動をつけることで分泌物や血液などの汚れを落としてくれています。痛いときもこれでリラックスできるんだなホントに…。家にも欲しい。
・10分以内の利用がキホン
10分以内の利用が基本と言われますが、要は長風呂は禁止ということです。あったかいお風呂はずっと浸かっていたくなるくらい気持ちがいいのですが、長風呂は出血の原因になるそうです。何事もやりすぎはよくないということですね。
シャワーや体を洗う時間もあると思うので、それは別個で。慌てずゆっくり、自分の体を労ってあげてください。よう頑張りました。
ランチのお蕎麦が最高に美味しかった!!
これは完全に私の好みですが、充実の病院食の中でもなぜか一番記憶に残っている美味しいごはんだったんですよ。お蕎麦。
普通のとろろ蕎麦だったんですが、美味しいしお腹にすっと入るし、病院食で初めて完食できました。お蕎麦ってこんなに美味しかったっけ!?
お菓子配布スタート
お風呂に入れたおかげかこの日は気分が明るく、病院内の売店でお菓子を買いました。「イェーイ久しぶりのお菓子」と思ってたところ、16時くらいになんと看護師さんがお菓子を持ってきてくれました!!
クッキーとお煎餅のどちらかを選択できるようです。「先に言ってくれい……」とちょっと思いつつ、ありがたくいただきました。
ここから本格的な便意と戦うことになる
今回はお風呂やらグルメやら娯楽色の強いページになるところでした。美味しいごはんやお菓子がたらふくお腹に入ったとなると、当然出すもんは出さないといけなくなるわけです。(汚い話でごめんなさい。)
この日は朝と15時頃に排便。形もだんだんでてきて、量も多くなってきます。だから必然的に傷に負担がかかるわけで、痛くはなってくるのですわ。
でも、痛みが怖いからといって我慢するのはNG、無理していきむのもNG。今後の生活のためにも排便コントロールを意識していきましょう!
ちなみに病院によると「親指くらいの大きさで、両手ですくえるくらいの量で、いきまず出せる柔らかさ」が理想だそうです。今のとこOK!
今日の痛み度
★★★★★☆☆☆☆☆
排便後は痛みます。入浴やフロートレイで痛みを和らげることが可能です!
痔の入院手術(4日目〜on the bed〜)
手術から2日目、入院4日目です。
手術当日、手術後1日目よりも(動かなければ)痛みが落ち着いたかな……。
トイレ以外基本的に動かないので、ほとんどベッドの上で寝ている状態でした。
入院4日目のトピックはこんな感じ。
ちゃんと歩けるようになる
手術後から昨日まで尿道管をつけて生活していたのですが、今日の朝ようやく取りました。ほんとは手術後1日目から取れるのですが、私は痛みがひどくて心配されたので手術後2日目の朝まで付けていることになりました。
やっと自分の体という感じ(?)。歩けるって素晴らしい。
でも歩くと痛い。悲しみ。
特別病室から通常病室への移動
入院当日、私が入る予定の部屋にまだ別の患者さんがいたため4床の特別室に入れられていました。
「お手数ですが、前の患者さんが退院したら移動してもらいます。」と前々から言われていたものの、やっぱり移動するのめんどくさいし、人数増えてトイレ使いにくくなるのイヤだなあと思っていました。
が、実際に移動してみたら、あれ……同じく4床??しかも広さが変わらない。
実はよくわかってなかったのですが、特別病室には何段階かランクがあり(超リッチアー用1人部屋、2人部屋、4人部屋)、一般病室は4人部屋か5人部屋がほとんどのよう。
4人部屋から4人部屋の移動だったので、特に変わらなかったわけです。ラッキー☆
しかも、5人部屋だったとしてもそんなに変わらないですよね?
いろいろ心配してたこと多かったけど、さすが大きな病院、過ごしやすさも徹底されているなあと思いました。
排便時もそんなに痛くない?
結局この日は1回排便がありました。フロートレイに浸かっている間に……という具合だったので、そこまで力まずに済みました。
おととい、昨日とそんなに食べていないせいか量も多くなかったせいもあるかもしれません。今日から通常食でいっぱい食べるので、今後が正念場になるのでしょう。
分泌物が臭う
ごめんなさい、少し汚い話ですが(これまでもそうだが)。
手術後しばらく、血が混じっていたり混じっていなかったりする少し黄色っぽい分泌物が下着やトイレットペーパーにつくことがあります。そのまま下着は履けないので、生理用ナプキンや産後シートを敷くことになります。(男性も同じく、です。)
これがちょっと臭うんですよね。怪我をした後の膿みたいなもので、手術後傷がついたからには仕方ないのですが。
でも臭うのはトイレ時だけで、通常生活している間は気になりません。ご安心ください。
お風呂に入れないのがツライ
私が入院した病院では手術後2日目からお風呂に入れるのですが、日曜日はお風呂場の定休日。
そして残念なことに、私はその2日目が日曜日当たってしまいました。
計画的に入院したい方は、木曜の入院は避けましょう(涙)
結局この日は入れずじまい。入院日からお風呂に入れていないので、丸々4日間お風呂に入れていないわけです。
看護師さんが気遣って体拭く用の濡れタオルをくれるのですが、やっぱりお風呂に入りたい!!!これは辛い!頭がかゆい〜〜!!
以上、入院4日目はこんな感じです。相変わらずごはんは美味しかったです。
個人的痛み度(MAX5:手術日当日夜)
★★★★★★★☆☆☆
日中は安静にしていれば大丈夫です。私の場合、夜はやっぱり痛いので痛み止めを服用してから寝てました。
痔の入院手術(3日目〜恐怖心との闘い〜)
手術後1日目(入院3日目)……
痔の手術後、痛みと格闘する夜を越え朝を迎えました。
手術後1日目の朝ごはん後からは部屋の中から歩いていいということだったのですが、
睡眠不足と「なんとなく動いたら痛そう」という恐怖で結局ほぼ1日中ベッドにいる状態でした。
タイトルに「恐怖心との闘い」と脅しのような文句を入れていますが、下手に動いたら痛そうで怖いと"感じやすい"だけです。人によりますが常に痛いわけではないので安心してください。
さて、入院3日目からは「7:00の朝ごはん・12:00の昼ごはん・18:00の夜ごはん」を中心としたルーティーンを回す生活になってくるので、トピックだけ抽出してお伝えしたいと思います。
夜ごはんから通常食♪
手術後1日目の朝、昼のごはんはおかゆがメインです。
私はおかゆがどうしてもニガテだったのであまり食が進まなかったのですが……
術後1日目から病院の美味しい通常食が食べれます♪
ちなみに私の初通常食はハンバーグでした!
結構ボリューミーでしかも美味しいので、満足して食べられました。
ただ、病院でごはんを食べるときは基本的に1人で、ベッドの上で食べるのでやはり寂しさは感じますね(笑)
病室によっては入院患者の仲間たちと談笑しながら食べている人もいるみたいでした。
フロートレイの使用開始(座浴)
今日からいよいよ座浴が始まります!
フロートレイというのは浅いバケツのようなもので、トイレの便座に装着して使用します。使い方を簡単に説明すると、
①フロートレイの中に適温のあたたかいお湯を入れる
②そこに座ってお尻を浸からせる
③フロートレイ内のお湯を流す
この動作を3回おこなって1セットとなります。
なんでこれをするのかというと、手術後のお尻を清潔に保つため、そして痛みを緩和するためです。
勢いの強すぎるウォッシュレットの代わりに、この小さなトレイを使用してしっかりお尻をケアしてあげるんですね。
これ、最初はなかなか使いこなせないのですが、 数日使っていくと慣れてきます。
しかも座浴は気持ちいい!笑
お尻の緊張をほぐしてくれるので、痛みが和らいでホッとします。
痛みが強まってきたときに活用しましょう。
痛み出すのは夜
基本的に、 排便後は痛みがあってもしばらくはしょうがないです。
安静にしていれば常時痛むということはありませんが、私の場合就寝時に痛い!!
個人差があるので、自分が痛みを感じる時間帯の前に痛み止めを摂取するなど工夫してみるといいかもしれません。
手術後初排便の可能性あり
看護師さんによると手術後1、2日目は排便がなくても問題ないとのことです。
私は術後1日目から排便がありましたが、座浴しているときに無意識に……
という感じでした。
座浴中はお尻の緊張が緩み排便しやすくなるので、そのままトレイ上に出してしまってもOKとのことです(笑)
とにかく、力んでお尻に圧をかけてしまうのがNG!!
本日の痛み度
★★★★★★★★☆☆
やっぱり夜がな……
痔の入院手術(2日目〜手術本番!〜)
痔の手術、当日!
迎えた手術当日。
昨日の夜22時ごろに山を迎えたと思っていたものの、夜中の2時くらいから「おなかグルグル」が再来し、そのまま朝を迎えてしまいました。
6:00 起床
病院の朝は早い。時間通りに部屋の電気が点いて、自然と目覚めます。(でなくても起きていたけど)
ちなみに手術前日の21時から手術前までは水分を摂ることができません。喉は渇くけど、うっかり飲まないように注意です。
そして6:30頃に看護師さんがやってきて、座薬開始。再度、おなかの中をキレイにするために念押しです。ここでまたトイレに駆け込みます。
9:00 点滴開始
手術当日はごはんが食べられないので、お腹も空いてるし、体の中に栄養が入っていかない。
体力温存のため、ここから看護師さんに点滴を打ってもらいます。
こちらも人生初点滴。腕にぶすっと刺される瞬間は恐怖でしたが、一度入れてしまえば慣れてしまうものなんですね。
点滴刺したまま歩くのも「患者っぽいなあ」と呑気にかまえてました。
10:30ごろ 手術室に移動!
11:30ごろに手術予定だったので、ここで看護師さんからついに手術室へのお呼び出し。手術室までは普通に歩いていきます。
手術室に到着したら、15分くらい手術室前のベッドで横になって待機しています。前の患者さんの手術が終わるのを待ちます。お医者さんの声とか聞こえてくるから、ここがもっとも緊張度が高まるかも。。
この時点でまだ「おなかグルグル」が残っていて不安だったので、その旨を看護師さんに伝えると、
「問題ないですよ〜でももし待っている間にトイレに行きたくなったら教えて下さいね^^」と笑顔で応えてもらい、ちょっと安心できました。
不安な時の看護師さんの笑顔は無敵ですね……。
11:00過ぎ 手術開始
この病院は痔の手術が毎日、切れ目なく行われているので慣れた手つきで患者をさばいていきます。そのため、手術室に入ってからは時間が経つのが本当にあっという間。
この手術では腰椎麻酔(下半身だけ麻酔を利かす麻酔)でした。
背中に麻酔をぷすっと打たれ、背中から足元にかけてじわじわと温かい感じが広がっていきます。そして時間を待たずすぐに手術!
「なんとなくお尻にグイグイ機材が当たっているな〜」という感覚はありますが、もちろん痛さそのものは感じません。
手術自体は15〜20分くらいかな?これくらいが平均らしいです。
最後に手術で切り取った"奴"を見せてもらったような気がしましたが、ここらへん記憶が曖昧です。さらば、痔核。
11:30ごろ 病室に帰還
帰りはベッドに寝た状態で病室まで運んでもらいます。
病室に戻ってきたときにもまだ麻酔は効いているので痛みは感じません。
そしてこのタイミングで尿道管を入れてもらいました。尿道管とは、尿道に直接繋いでおくことで自然に排尿できる管です。
麻酔が取れてくると次第に「なんか入ってる」違和感を感じますが、手術後は1日ベッドから動けないので使っておいた方がいいと思います。
他にベッド上で尿器を使うという選択肢もありますが、慣れない環境・体勢で行うのは難しいので、私はあまりオススメできません。特に女性だと、カーテンで仕切られているとはいえ恥ずかしさも感じてしまいますからね。
12:00〜16:00 ひたすら寝る
手術後はとにかく眠くて体を動かすこともできないので、ひたすら寝ます。
ここでは文字を読む気力も、映像を観る気力もありません(笑)
しかし、大体手術後3〜4時間で麻酔が取れてくるので、次第に痛みで目が覚めてきます。
あれ、やばい。イタイ!!
そう、ここくらいから痛みと向き合わなければいけないわけです。
もちろん痛いときは我慢せず看護師さんに相談してOK!痛み止めの点滴や薬を持ってきてくれます。
18:00 軽食(ゼリー)
手術当日の夜ご飯は、吸えるタイプのゼリー。
1日ぶりのごはんは、簡素だけど美味しかった……。糖分最高……。
21:00 就寝。そしてここから痛みと戦わなければいけない
ここが第一の関門。ベッドに寝ているだけでお尻がジンジン痛みます。相当な痛みがありますが、継続的な痛みはここがピークだと思ってください!
痛さで目覚め、痛み止めの点滴や薬で一時的に落ち着くというサイクルの繰り返し。
痛み止めの点滴、薬を摂取すればそれなりに落ち着きましたがそれぞれ3〜4時間間隔を空けなくてはならず、次の機会までは痛みと上手に付き合っていかねばなりません。
仰向けで寝るよりは横向きになった方が圧が少なくなり痛みが和らぎますが、それも苦し紛れの対策であまり功を奏しませんでした。
我慢の限界で、夜中の2時にナースコールで看護師さんを呼びました。。
【痔の手術当日の総括】
・手術自体はまったく痛くないし、あっという間。安心して!
・痛みを感じるのは、術後麻酔が切れてから。痛みは我慢しないで、看護師さんに相談して大丈夫!
・ここが痛みのピークだと信じて乗り切ろう!!
本日の痛み度(ここがMAX10です)
★★★★★★★★★★★
痔の入院手術(1日目〜ドキドキの初日。主に暇〜)
いよいよ、入院日当日。人生初入院です(ドキドキ)
12時ごろに受付に来てくださいとのことだったので、遅めの朝ごはんを家で食べてから出発しました。
12:00 受付
まずは受付で諸々書類の提出を行います。
ここで言われたのは、「今予約されてる入院部屋は、入院患者さんの退院が長引いているため最初の数日は特別病室でお過ごしいただきます。」とのこと。
入院病棟の部屋にはいくつかランクがあり、部屋によっては入院費にプラスで料金がかかるようなっています。私は差額がかからない多床部屋を選択していたのですが、私の入院予定日に前の患者さんの入院日が重なってしまったため、移動してほしいとのことでした。
ランクが上がるごとに部屋の人数が減るため、周りを気にせず過ごせてラッキ〜★
12:20 診察①
病院内の薬剤師さんに治療中使う薬の説明、また持参の薬やアレルギーについて聞かれます。
そして、入院で必須となる「入院セット」なるものを売店にて購入し、入院部屋へと向かいます。
12:40 部屋案内 ・入院説明
さて、いよいよこれからお世話になる入院部屋を拝見!
部屋は4人部屋で、部屋内に1つのトイレ付き。
初めての入院だったので、「……もの寂しくて病院っぽい!!!」というのが第一印象。でもベッドは充分に大きく、カーテンの内側の居住スペース(?)は案外広くて、このあとの入院期間も非常に快適に過ごすことができました。
ちなみにベッド横の物置台にはミニテレビ、物置の中には冷蔵庫や貴重品入れ(鍵付き)が入っていました。縦長のロッカーもあります。
その後は、看護師さんによる怒涛の入院説明。
内心「一気に覚えられないよ〜〜」とかなり不安に思っていましたが、看護師さんは優しい方ばかりだったので、後からの質問も全然OKでした。ので、分からないことは分からない時に聞いてしまいましょう。
〜〜空白の2時間(暇)〜〜
この後お小水の検査がすぐにあったのですが、その後お医者さんの診察までしばし待機。そのしばしが長くて、本読んで暇つぶしていました。
このタイミングで、看護師さんによるフロートレイ(in入院セット)の使い方説明。
フロートレイは入院期間中の相棒になるので、別記事で詳しく説明いたします^^
15:00 診察
さきほどの検査結果と触診、何を手術するのか(何を切るのか)の説明。
今回はメインのいぼ痔の他に、直腸ポリープなど計3箇所治療を行うと言われました。「そんなに切るの!?」といまさら衝撃を受けつつ……お医者さんを信じておまかせすることに致しました。
17:00ごろ 嬉しい献立選び
診察後はとくに予定もなく暇だったので、本を読んだり動画を見たりで暇をつぶしていました。
すると看護師さんから、今後14週間分の献立メニューをゲット!
通常入院は10日間程度がデフォルトですが、多分入院が長引いた用に2週間分メニューが用意されていたんだと思います。
手術後1日目の夜からは通常のごはんを食べることができ、しかもすべての食事をA・Bの2種類から選ぶことができます。朝はごはん派の人もパン派の人も嬉しいなってわけです。
メニューは主菜から副菜、デザートまで細かく書かれていて、かつ美味しそうな料理ばかりだったのでルンルンで選びました。「入院なのに贅沢やな〜♪」とちょっと浮かれ気分に。
18:00 夕食
お昼から大分時間が空いたので、お腹の空き具合はMAX。
しかし、今日は手術日前日なので固形のご飯が食べられません。なぜなら、この後下剤で手術までにおなかの中を空っぽに、きれーいにしなくてはならないからです。
出てきたのは、おかゆと薄味のスープ、そして超細かく切られた鮭。(これはもはや名物らしい)
塩っけのある具材が鮭しかなかったので、それを頑張っておかゆと一緒に食べました。ううっ…白米が、塩が恋しい。
18:30 下剤
ごはん食べて割りとすぐに液体の下剤を飲みます。カルピスみたいな味で、意外と美味しい(笑)水1リットルと交互に飲んでいきます。
飲めたはいいけど、今後が不安。
看護師さんによると、大体4時間後くらいに効き目が現れるそうです。人によって差があるので、飲んですぐにトイレに行きたくなる人も、結局朝まで何の症状もない人までいるのだとか。いつ便意が来るのか分からないのが恐怖です……。
でもいつ何があってもすぐ対処できるのが、やっぱり入院手術の良さなのかなあとも思ったり。
21:00 就寝
病院の就寝時間はやっぱり早い。21時に寝るのなんて何年ぶりだろう。小学生ぶりくらい??
結局、下剤の効果については私は夜1時(下剤服用後7時間後)がピークでした。その後も何度かぐるぐるしてトイレに駆け込んだので、あんまり眠れませんでした……。
【入院1日目の総括】
闘いは夜から。あとはほぼ暇なので、本や動画を見て心も体もリラックス。